超CS静岡の使用デッキと理由について

こんにちは。NAGIです。またもや久しぶりの更新になりました。今回は7/23に行われたデュエルマスターズの大型大会、超CS静岡に参加しましたのでその時の使用デッキについて書こうと思います。

 

 

今回はオリジナルレギュレーション(超次元や禁断、GRゾーンを使わない)で行われました。持ち込むデッキは墓地退化か5Cドラサイネバーかずっと迷いました。当初は墓地退化を使おうと思い練習していましたが、墓地退化は退化先を引き込んでしまう事案が多発したため、元々使い慣れている5Cドラサイネバーを持ち込むことに決めました。

5Cは構築の幅が広く、採用カード次第で微不利を五分五分にできることも5Cを選択した後押しになりました。

 

今回の使用デッキはこちらになります。



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5Cネバーのテンプレレシピとは少し違うカードをいくつか採用していますが、そういった部分も説明できればと思い記事にしようと思った次第です。ここから各種採用カードについて説明します。

 

《フェアリー・ミラクル》4枚



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5Cと言えばのマナ加速カード。全国大会準優勝のレシピでは不採用でしたが、今回はそういう訳にもいきませんでした。その最たる理由はこのカード、《飛ベル津バサ「曲通風」》です。



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こいつは山札を2枚以上見る時の効果を1枚だけにするので、デドダムや火噴くナウ等を無力に帰すため、高速マナ加速カードであるミラクルの優先度は上がったかなと思います。後はガイアハザード退化にもある程度速度で抗えるようになるので、この環境では必須クラスと言っても過言ではないです。

 

《天災 デドダム》4枚


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5Cには必須とも言える縁の下の力持ちです。手札補充、マナ加速、墓地肥やしとできないことがない。上述した曲通風の存在を考慮してもこのカードは抜く理由が見当たりません。

 

《ドラゴンズ・サイン》4枚


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今回のデッキのキーカードの一つです。このカードか後述する《ナウ・オア・ネバー》から展開していきます。このカードで出てきたクリーチャーは次の自分のターンの始めまでブロッカーを持つので受けとしても役立つのでフル投入です。

 

《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》4枚


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ドラゴンズ・サインと並ぶもう一つのキーカードです。呪文で打ってもクリーチャーとして出しても強力な1枚で、このカード自体がブロッカーなので壁としても優秀です。

 

《龍風混成 ザーディクリカ》4枚


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現代の5Cデッキを象徴する1枚。このカード1枚で大量展開からハンデス、除去にドローとまさにアドバンテージの権化とも言えるカードです。flat工房の動画でも言ってましたが、このカード≒大谷翔平の認識でいい程にはパワーがイカれてるカードです。種族にドラゴンとコマンド両方を持ってる所もこのデッキと噛み合ってます。

 

《ロスト・Re:ソウル》3枚


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昔存在したカード、ロスト・ソウルが転生したカード。G・ストライクが追加され、受けとしても数えられるようになりました。基本的には最速4ターン目にドラゴンズ・サイン、もしくはナウ・オア・ネバーからザーディクリカを出し、このカードを使って相手の手札を全て捨てるのが現代5Cの黄金ムーブです。4枚欲しいですが、他デッキとの対面を重視するため3枚の採用です。

 

《覚醒連結 XXDDZ》3枚

 


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ドラゴンズ・サインを採用するタイプの5Cには優先的に採用したいカードです。このカードから攻めの起点を作っていきます。味方のクリーチャー全てがスピードアタッカーとスレイヤーを持つので、基本的にはこのカードの効果発動→革命チェンジや侵略といった攻撃に繋いで一気にトドメまで持っていくのがこのカードの重要な役回りです。次はこのカードから繋がる攻撃の核を紹介します。

 

《轟く革命 レッドギラゾーン》1枚


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ファイナル革命の際に、このカード以外のクリーチャーが全てアンタップするのと味方の種族にコマンドを持つクリーチャーはスピードアタッカーとマッハファイター、そしてブロックされない効果を持つので、一気にフィニッシュまで持っていくことができます。

 

《時の法王 ミラダンテⅩⅡ》1枚(1枚制限)


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登場時に手札から5コスト以下の光の呪文が使えるので、ここからドラゴンズ・サイン→ザーディクリカ→墓地からドラゴンズ・サイン→革命チェンジ元のXXDDZが再び登場と地獄のようなコンボができます。ファイナル革命は次の自分のターンの始めまで、相手は7コスト以下のクリーチャーが召喚できなくなるのでXXDDZから繋がると呪文が使えなくなる上に7コスト以下のクリーチャーが召喚できなくなるというロックが成立。現環境ではほぼタマシードでしか対処できないのでデッキによっては詰みまでもっていくことが可能です。

 

《SSS級天災 デッドダムド》1枚

 


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相手の場にクリーチャーが並ぶならこのカードの出番。ホーリーエンド等の相手タップから、デドダム攻撃→デッドダムド侵略が定番ムーブ。なんとこのカード、手札だけでなくマナ、墓地からでも侵略できて、味方のコマンドが攻撃したときに他のクリーチャーからスライドできるので、相手の盤面がぐちゃぐちゃになったりします。ザーディクリカが絡むともっと楽しい事になります。

 

《灰燼と天門の儀式》2枚

 


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基本的には使用済みのナウ・オア・ネバーの上面、ホーリーエンドを蘇生するのに使います。ネバー→ザーディクリカから繋げば、ブロッカーが立ちつつ相手のクリーチャーが全てタップするため、結構な盤面を止めることができます。蘇生したクリーチャーと相手のクリーチャーでバトルができるので、ホーリーエンド以外にも黒豆だんしゃくを蘇生したり、XXDDZを蘇生して相手のクリーチャーを無理やり除去したりと器用に動けます。ドラゴンズ・サインと同じく蘇生したクリーチャーがブロッカーを持つのも大きいですが、速攻デッキに対して腐りやすいため2枚に抑えました。

 

ここからは2枚もしくは1枚採用の対策カードの紹介です。各カードにどのデッキ対策のためのカードなのか簡潔に書いていきます。

 

《S・S・S》2枚

 


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赤単、JO退化、墓地ソース、綺羅star等の《奇天烈 シャッフ》対策

 

《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》2枚

 


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墓地ソース、《絶望と反魂と滅殺の決断》対策。別デッキの対策に枠を割いたため、枚数減。

 

《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》2枚

 


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マナ回収、灰燼と天門の儀式の蘇生対象、ミラー対策。

 

《大地門ライフ・ゲート》1枚


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主にガイアハザード退化対策。もう少し枚数積みたい時も多かった。

 

《調和と繁栄の罠》1枚


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主にJO退化対策。他にも水魔道具や赤単我我我、ディスペクター系統にも刺さる。

 

《魂と記憶の盾》1枚


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主にガイアハザード退化、墓地ソースの《ドマンモ龍樹》、《ブラキオ龍樹》、《大樹王 ギガンディダノス》対策。その他メタクリーチャーの除去にも。

 

 

最後はざっくり解説になり申し訳ないです。5Cの天敵とも言える《奇天烈 シャッフ》の対策を兼ねてコストがなるべくバラけるようにしました。超CS自体は3-3でしたが、トリガー次第では何とかなってる試合もあった辺りこのデッキタイプはポテンシャルが高いと感じました。ループデッキに弱いのは致し方なしではありますが、それ以外ならある程度やりあえるいいデッキだと思います。

 

今回はこの辺で失礼します。