レギュレーションG練習仲間大会 突発レギュGこらる杯優勝構築

こんにちは。NAGIです。ブログを動かすのも久しぶりになりました。今回は4/20に行われたポケモンSVの仲間大会である突発レギュGこらる杯に参加して、最終1位を達成したので大会での使用構築を掲載しようと思います。

 

 

今回の使用構築はこちらになります。

 

画像

 

Xにてこの仲間大会の実施ポストが上がったのは4/15、大会5日前でした。同じ日にパルデアフェスタ4というチーム戦の大会があったのですが、それでも担当がレギュGの大将戦ということもあり終わったら参加、対戦は配信しようと決めました。先にネタバラシになりますがこの配信、OBSの設定ミスで音声がほとんど入っていないというアクシデントがありました。ものすごくアツい対戦もあるので、プレイだけでも視聴して頂けると幸いです。

 

 

配信はこちら↓

www.youtube.com

 

 

この大会以前にもレギュGルールの対戦はいくつか経験しており、その時はディアルガを使っていました。ただ、テラスを切らないと使いにくいこと、テラスを切っても勝てない相手がいること、このルールではディアルガくらいの火力を一般ポケモンでも放てるポケモンがいること(特にパオジアン、イーユイ、眼鏡ハバタクカミ)を目の当たりにして、ディアルガを使うことを諦め他の禁伝を探すことに。その中でも今回は禁止伝説トップメタになるであろうコライドンを対策でき、自身は超火力を出せるカイオーガを軸に構築を組み始めました。

 

ここからはパーティ構成になります。数字の並び順はH-A-B-C-D-Sの順番です。

 

カイオーガ

Kyogre

 

努力値 H252 B36 C196 D4 S20

実数値 207-×-115-214-161-113

性格 ひかえめ

特性 あめふらし

もちもの たべのこし

技 こんげんのはどう/れいとうビーム/かみなり/めいそう

テラスタイプ どく

 

調整

H ぶっぱ

C 雨下こんげんのはどうでH4振りハバタクカミ高乱数1発(乱数下2つ以外で落とせる。212振りなら確定1発。)

S 4振りホウオウ抜き抜き

残りをBとDに振り分け

 

今回の構築のきっかけになった伝説枠。元々、カイオーガはスカーフ型が主流ではありますが、レギュGではさらに上から動いてくるこだいかっせい発動のハバタクカミ、ブーストエナジー持ちのテツノツツミ、スカーフ持ちの高火力アタッカーのイーユイ、高火力の先制技を撃ってくるパオジアン、水技の一貫を切りつつ弱点を突いてくる水オーガポンといったスカーフカイオーガの一貫が取りにくい(というよりしおふきの威力が下げられやすい)並びが自然と出来上がりやすいです。そのため、今回は技の撃ち分けができて火力も確保しやすいめいそう+たべのこし型での採用。カイオーガ=スカーフのイメージが強いからこそ相手の行動や選出、スカーフを持たせないことで相手とのS関係も分かりやすく個人的にはストレスフリーで使いやすかったです。技構成はめいそう+3ウェポンの構成。みがわりも入れたくなりますが、技範囲を優先させた構成にしました。実際に大会ではママンボウをめいそうの起点にしたので、これはスカーフ型にはできない芸当でした。性格はひかえめ。Cに補正をかけないと、耐久無振りのハバタクカミが雨補正込みのこんげんのはどうで1発で落とせないためひかえめにしました。テラスタイプはめいそうを使う上で致命的などくをシャットアウトするためのどく。事前にテラスを切っておけばどくびしも回収できるようになるので、ドヒドイデ入りにも臆せず選出に絡んでいけるようになります。相手によっては選出しないこともありましたが選出率は1位。耐久振りにはバリエーションが多くなりそうなポケモンなので、個人的にはもっと増えてもおかしくないと思ってます。

 

 

霊獣ランドロス

Pokemon Scarlet and Violet Therian Landorus | Locations, Moves, Stats

 

努力値 H212 A4 B252 D36 S4

実数値 191-166-156-×-105-112

性格 わんぱく

特性 いかく

もちもの ゴツゴツメット

技 じしん/がんせきふうじ/とんぼがえり/ステルスロック

テラスタイプ フェアリー

 

調整

H 16n-1

B ぶっぱ

A、S 4振り Sは4振りホウオウ抜き

残りD

 

カイオーガを軸にする上で一番警戒する禁伝はコライドンとミライドン。どちらにもタイプ耐性、いかくである程度対応ができる枠としての採用。地面枠はかなりの激戦枠ですが、いかく+とんぼがえりでのサイクルやステルスロックでの後続への圧力を優先して霊獣ランドロスを選択しました。特にコライドン入りに対して出していくので、努力値振りはわんぱくHBベース。ホウオウにも上から動きたいので、Sを4振りホウオウ抜きに。少しでもコライドンの処理を早めるため、もちものはゴツゴツメット。テラスタイプはドラゴン技対策のフェアリー。いかくだけで対応すると考えるとみずでもOKなので、ここは人の好みが出そうです。

 

 

ハバタクカミ

Fluttermane location

 

努力値 H212 B228 C4 D4 S60

実数値 157-×-104-156-156-179

性格 おくびょう

特性 こだいかっせい

もちもの ブーストエナジー

技 ムーンフォース/シャドーボール/ちょうはつ/いたみわけ

テラスタイプ ノーマル

 

調整

H-B 連撃ウーラオスのすいりゅうれんだ確定耐え

S ブーストエナジーなしで最速110族(ラティアスラティオス、オーガポン)抜き

残りC、Dに4振り

 

カイオーガがスカーフを持っていない都合上、高速ポケモンがパーティにいなかったのでコライドンの晴れにただ乗りかつミライドンに有利に動けるポケモンとして採用。少し前に流行った型をテラスを変えて流用しました。ハバタクカミのテラスタイプはいろんなタイプがありますが、今回は黒バドレックスやハバタクカミミラーに立ち回りやすくなるノーマルを選択。環境が回ったらまた電磁波が増えるんだろうなあと思いつつも、選出したときは現状ランクマッチ使用率1位の実力を見せてくれました。

 

 

ブリジュラス

【ポケモンSV】じきゅうりょくの効果とポケモン【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズ

 

努力値 H220 B4 C196 D36 S52(配信上では振りミスしてます・・・)

実数値 193-99-151-187-90-112 

性格 ひかえめ

特性 じきゅうりょく

もちもの オボンのみ

技 りゅうせいぐん/ラスターカノン/エレクトロビーム/みがわり

テラスタイプ フェアリー

 

調整

H 16n+1(オボン込みでみがわりが4回連続で張れる)

A 個体値3以下(テラスを切らなくてもイカサマでみがわりが割れない)

S 4振りホウオウ抜き

C なるべく高く

B、D 残り

 

カイオーガで雨が展開できるなら是非とも使ってみたかったエレクトロビーム採用のブリジュラス。最初はこだわりメガネやとつげきチョッキで考えていましたが、ホウオウ絡みのサイクルに採用されやすいドヒドイデやチオンジェンへの対抗策が乏しかったこともあり、それらに対する強烈なメタとなるみがわりを搭載。それに合わせてもちものをオボンのみへと変更しました。本当はこういう型はたべのこしが一番相性がいいですが、今回はカイオーガが持っているので泣く泣くオボンのみを持ちました。実際にチオンジェン相手にみがわりを張って、イカサマで割れなかった時は感動してました。地味にA種族値105もあるので、イカサマでみがわりが割れないというのは結構生きる場面が多いと思います。テラスタイプは汎用性の高いフェアリー。ただ、この努力値調整はかなり無駄が多く感じてるところなのでもっといい調整を考えていきたいですね。

 

 

一撃ウーラオス

Fiche de Shifours / Urshifu - Pokémon UNITE - Pokekalos.fr

 

努力値 A252 B4 S252

実数値 175-182-121-×80-163

性格 ようき

特性 ふかしのこぶし

もちもの きあいのタスキ

技 あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/つるぎのまい

テラスタイプ あく

 

調整

ASぶっぱ

 

今回の構築では唯一のシンプルな努力値振りです。基本的には白バドレックス、黒バドレックスやカイオーガミラーの構築に対して出していきます。フェアリーテラスされることも多々あるので、剣盾よりも安定感は落ちましたが有利対面でのテラスを切らせる圧力は相当なものだと思います。それゆえ交代読みの行動をしやすく、タスキでの行動保証も備えているので使いやすいタスキ枠でした。この枠はせいなるつるぎ持ちパオジアンでもいいですが、カイオーガと一緒にいることで連撃ウーラオスとの誤認も狙えるので今回は一撃ウーラオスを採用しました。テラスタイプはふいうちのリーチが伸ばせるあく。ドヒドイデ入りやどくびし軸対策のどくもいいと思います。

 

 

ソウブレイズ


努力値 H196 A252 B52 D4 S4

実数値 175-194-107-×-121-106

性格 いじっぱり

特性 もらいび

もちもの とつげきチョッキ

技 むねんのつるぎ/ポルターガイスト/かげうち/テラバースト

テラスタイプ フェアリー

 

調整

H 16n-1

A ポルターガイスト+かげうちで耐久無振り黒バドレックス(主にフェアリーテラス後)に92.0%~110.3%。

D、S 4振り

B 残り

 

個人的に対コライドンで使用率が上がるんじゃないかと思っている注目株です。フェアリーテラスと合わせてコライドンの主要な技をほぼ完封できるので、コライドン入りにはほぼ選出していました。ザシアンにもタイプ的に強く、もちものをとつげきチョッキにすることで黒バドレックスやミライドン、一般ポケモンではハバタクカミ、パオジアンにも戦えるようになっています。どうしてもテラスタルに依存してしまいますが、ピンポイントでの採用は決して悪くなかったです。パーティによってはもちものをタスキなどにして、つるぎのまいやちょうはつといった技を採用するのもありだと思います。対戦していて体感あまり警戒されなかったので、コライドンがきついなぁと感じたら是非とも採用してみてください。

 

 

以上が構築紹介でした。次に、対戦していて特に重たいポケモンをピックアップして紹介します。

 

エレキシード持ちミライドン→禁伝の中でもこの型が一番重いです。ポルターガイストが効かない、霊獣ランドロスもテラスと合わせてめいそうの起点にされてしまいます。特にフェアリーテラスが一番最悪のパターンで、文字通りなす術なしになってしまいます。

 

水オーガポン→カイオーガを使う上で、当たり前ではありますが一番重い一般ポケモンになります。ブリジュラスを選出すればある程度対処がしやすくなります。重たく感じるのはコライドン入りに入ってる時で、その際はブリジュラスが選出できなくなるので

霊獣ランドロスのいかくを絡めて誤魔化しながら戦ってました。

 

 

今回の仲間大会は参加者が256人。突発企画ではありましたが、多くの方々が参加されていました。最終成績は13勝2敗。レートにして1653でした。ポケモン対戦でこれほどの成績を取ったのは初めての経験だったので、自分でもいまだに夢なんじゃないかなと思ってます。いかんせん構築記事というものを今まで書いたことがなかったのと、仕事も忙しいためになかなか書き進められなかったこともあり、かなり時間がかかってしまいました。読みにくい部分もあるかと思いますが、温かい目で目を通していただけると幸いです。

 

終結果はこちら

 



 

 

今回はこの辺で失礼します。では、またの機会にお会いしましょう!